気仙沼市議会 2020-09-18 令和2年第113回定例会(第4日) 本文 開催日: 2020年09月18日
あわせて、東京都町田市、埼玉県越谷市などで作製している避難時または避難所等において支援が必要であることが理解されにくい障害者等が着用する「障害者災害時支援バンダナ」を気仙沼市でも作製することを御提案します。部屋数の少ない避難所において、どうしても健常者と同じスペースに避難せざるを得ない場合の合理的配慮を促すための必須アイテムだと私は考えますが、市長の御所見を伺います。
あわせて、東京都町田市、埼玉県越谷市などで作製している避難時または避難所等において支援が必要であることが理解されにくい障害者等が着用する「障害者災害時支援バンダナ」を気仙沼市でも作製することを御提案します。部屋数の少ない避難所において、どうしても健常者と同じスペースに避難せざるを得ない場合の合理的配慮を促すための必須アイテムだと私は考えますが、市長の御所見を伺います。
危険区域に住む高齢者、障害者、災害弱者の避難について、石巻市ではどのように考えているのか伺います。 ◎岡道夫総務部長 全体的な避難の在り方ということで、今議員から御指摘がございました高齢者、障害者等、そういった災害弱者の方々の避難ということでございます。そういった方々の避難につきましては、やはり時間を要するということで、そのリードタイムをいかに長く取るかという部分が重要でございます。
市民局はNPO等法人、健康福祉局は市区災害ボランティアセンター、障害者災害時ボランティア及び医療ボランティア、都市整備局は被災建築物応急危険度判定士養成及び被災宅地危険度判定士の養成、消防局は仙台市災害時消防支援協力員、水道局は仙台市水道局退職者応援隊、危機管理室については仙台市職員退職者団体連合会。
特に災害時の情報保障については、本市の現状行ってきた障害者災害対策推進事業で行われた専門ボランティアによる支援は、専門ボランティアの方も被災をされているために支援に回ることが難しかったこと、この事業や団体とつながっていない障害者の支援については課題があったこと等、改善をしなければならない点が多くあり、災害時の情報保障や意思疎通支援という部分では不足をしているのが現実ではないでしょうか。
また、健康福祉局においては、緊急通報システム事業や地区社会福祉協議会役員や民生委員等による、小地域福祉ネットワーク推進事業を、さらには、障害者施設耐震診断調査及び耐震補強設計、重度身体障害者緊急通報システム事業や専門ボランティアによる障害者支援として、障害者災害対策推進事業などを推進しているところでございます。
具体的には、こうした方々へのきめ細かな対応による迅速かつ適切な災害応急対策を講ずるために、それぞれの対象別に時系列的な流れをわかりやすく整理いたした上で地域の協力や障害者災害時ボランティアなど、ボランティアの方々も組み込みをさせていただきまして対応手法を個別的に定めるなど、実効性のあるマニュアルづくりを目指しておるという状況でございます。
次に、障害者の災害時ボランティアでありますが、これは仙台市身体障害者福祉協会の協力を得まして、平成8年度から障害者災害時ボランティア養成講座を開催しまして、障害者の避難や誘導といった介助に対応できるボランティアの養成を行っているものでございます。